教育研究所
№1030「お世話になったコーチと監督に電話」
ゴンザガ大学(Gonzaga University)3年在学のバスケットボールの八村塁選手が,6月21日(現地時間20日),米プロバスケットボール「NBAのドラフト2019」で,日本人では初めて1巡目の9位で,ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)から指名された。
インタビューで,八村塁選手は,「まず,中学校時代のコーチに感謝したい。最初にあったときから「君はNBAに行くんだ」と言われ,ずっと信じてきた。高校,大学の監督,コーチ,トレーナーにも感謝したい。...」と応えていた。
TVや新聞報道によると,富山市の中学校時代のコーチ坂本穣治さんへ本人から「コーチやりましたよ!」と電話が入った。坂本コーチは,八村選手本人からの電話にびっくりし,喜び,感激し涙していたのが印象的だった。「八村が,練習に打ち込むように,NBAに行けると例えとして言っただけだ」と言いつつ,それが現実になって,天にも昇る気持ちを味わったことであろう。
また,仙台市の高校時代の佐藤久夫監督のところにも,八村選手から同じような電話が入って,感激したそうだ。
富山市の八村選手を知っている市民が,TVのインタビューに応えて「八村選手は礼儀正しい子供だった。富山の誇りだ!」と喜んでいたのが印象的だった。まさに,坂本コーチと佐藤監督に電話をしてきたことがそのことを傍証している。
八村選手を指導した,励ました,意欲的にした家族や関係者も偉いが,このようなときに感謝の気持ちを伝えてくる八村選手の人間性のすばらしさに感激した。坂本コーチと佐藤監督は,「教師冥利」を密かに満喫したことだろう。(H&M)
(2019年8月5日)
ワシントン・ウィザーズ Washington Wizards | ||||
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チームロゴ | 赤、白、青を基調としたバスケットボールを背景に、その中は星とワシントン記念塔にいたデザイン。 | |||
所属リーグ | NBA ![]() ![]() |
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カンファレンス | イースタン・カンファレンス | |||
ディビジョン | サウスイースト | |||
創設 | 1961年 | |||
チーム史 | シカゴ・パッカーズ (1961-1962) シカゴ・ゼファーズ (1962-1963) ボルティモア・ブレッツ (1963-1972) キャピタル・ブレッツ (1973-1974) ワシントン・ブレッツ (1974-1997) ワシントン・ウィザーズ (1997 - ) |
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本拠 |
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アリーナ | キャピタル・ワン・アリーナ | |||
チームカラー | 赤、白、青 | |||
オーナー | テッド・レオンシス | |||
社長 | アーニー・グランフェルド | |||
GM | アーニー・グランフェルド | |||
ヘッドコーチ | スコット・ブルックス | |||
優勝歴 | 1回 ![]() |
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ファイナル進出 | 4回(1971年, 1975年, 1978年, 1979年) | |||
ディビジョン優勝 | 8回(1969年, 1971年, 1972年, 1973年, 1974年, 1975年, 1979年, 2017年) | |||
永久欠番 | 10 11 25 41 | |||
ユニフォーム | ||||
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ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)