教育研究所
No.217 がんばれ万里君-続・万里(ばんり)君を救う会のこと-(2007年06月01日)
前回(N0 209),万里君の小学校時代,心臓と肝臓を同時に移植しなければ,生きることも限界すれすれで,そのハンディキャップをものともせず元気で,やんちゃで,勉強も遊びもけんかもする明るい子だったことを紹介しました。
先日,ふと万里君のことを思いだしながら帰宅する折,肉屋さんの店頭に,万里君の子どもの頃をそのまま大きくしたような顔が掲載された募金箱を見つけました。
私は,一生懸命に働いているお店の主人に思わず頭をたれ,思わず揚げたてのコロッケを買い,心だけの金額でしたがお釣りを募金箱にいれました。
万里君を見守る善意の方が,こんなところにもいた,ということに私自身とても熱いものを感じました。
昨日「万里君を救う会」事務局へ連絡をして,その後のことをお尋ねしたところ,
1)現在の万里君の体調は安定している。
・5月23日まで国立成育医療センターに入院
・5月24日に東京女子医大に転院
・6月6日に東京女子医大の医師とともに渡米予定
2)現在の募金総額:139,738,950円(平成19年5月30日現在)
ということでした。
募金目標金額2億5,600万円まで,もう少しです。
万里君のアメリカでの臓器移植手術が成功し日本に戻り,法律家になるための勉強をする万里君の願いが,一日も早く叶えられるよう祈らずにはいられません。
私は,周囲を見渡し,ささやかですが協力の輪を広げる行動をしようと思っています。
この四月に小学校に入学した孫息子も「ぼくも,おこづかいをぼきんするよ」と嬉しいことを言ってくれています。
注)本記事掲載時は「万里君を救う会」の連絡先やURLを掲載しておりましたが,2014年8月現在では確認できませんでしたので,掲載を見合わせていただきました。
悪しからずご了承ください。