教育研究所
No.385 「TVの目,教師の目」(2014年9月25日)
8月4日,全国高校総体(インターハイ)が開催されました。この中で体操男子の部の結果について,2つの方向の報道がされました。
8月4日,全国高校総体(インターハイ)が開催されました。世界選手権で,種目別床運動で金メタルを獲得した「しらいという世界に認められた技」を持つ注目の白井健三選手(神奈川・県立根岸高校)が男子体操の部に出場しました。白井選手は,床や鉄棒で圧倒的な強さを見せたにもかかわらず,吊り輪と鞍馬が思うように得点に結びつかず,総合2位に終わりました。
なお,男子個人総合優勝は谷川航選手(千葉・船橋市立船橋高校)でした。
<教師の目>
8月4日,全国高校総体(インターハイ)が開催されました。男子体操の部では,谷川航選手(千葉・船橋市立船橋高校)が,全種目で安定した得点を挙げ,見事に個人総合優勝を果たしました。
なお,世界選手権で,種目別床運動で金メタルを獲得した「しらいという世界に認められた技」を持つ注目の白井健三選手(神奈川・県立根岸高校)は,床や鉄棒で圧倒的な強さを見せたものの吊り輪と鞍馬が思うように得点に結びつかず,総合2位に終わりました。
教師は,その子がどういう子かという思い込みを横において,その子がしたことを素直に認め,ほめ,一緒に喜び,明日への意欲と活力を促すようにしたいものです。まず,谷川選手の快挙を激賞したいと思います。とともに,白井選手の一層の発展を期待したいと思います。<教師の目>は,「人より仕事(誰がではなく,その人のした事を素直に認める)」でありたいとつくづく思います。(H・K)
(2014年9月25日)