教育研究所
No.400 「東京の大雪」(2015年2月3日)
今年になって初めて(1月30日),東京にもかなりの雪が降りました。
前日の夕食時に天気予報を視聴していて,「アぁ,明日は雪か」と呟いたら,2年生の孫が「どうして?雪はいろいろ遊べて楽しいのに。大人は夢がないね!」言われてしまいました。「だって,降った後の雪かきが大変だもの。年寄りには,腰が痛くて大変なんだよ」ということでその場は終わりました。
翌日,朝からちらほら雪が降っていました。昼頃には,本格的になりました。
午後,練馬区のある小学校の特別支援学級の算数「三角形と四角形」の授業研究に参加しました。とても素晴らしい授業で,「これは三角形です。どうしてかっていうとね,辺が3本あります。辺が3本とも直線です。囲まれています。」と言う具合に,筋道立てて説明していることに感動しました。普通学級の先生方も,丁寧にあせらず,指導し,積み上げるとこのように成長するものかと,多くのことを学び取ったようでした。
寒いから一杯どうですかと誘われましたが,足元が悪いので転んでもと,断腸の思いで断り家路につきました。
家に帰り,びっくりしました。狭い屋敷の周りの雪がきれいに片付けられていました。家に入ると,居間の炬燵で,孫が猫と一緒に眠り込んでいました。どうやら雪かきをしてくれたようです。子ども,子どもと,子ども扱いにしていましたが,昨夜のジージの話を,それなりに受止めていたようです。ありがとう!(H・K)(2015年2月3日)