教育研究所
No.401「冬着たりなば春遠からじ」(2015年2月4日)
ともかく寒い毎日である。平均気温摂氏10度のところで育った老体には身の堪える厳しい毎日である。
陽の差し込む廊下で,何の興味もわかない老妻と日向ぼっこをしているが,周りを見渡すと春が遠くないことが感じられる。
梅の芽がほんの少し大きくなってきた気がする。陽だまりのスミレの花が2,3輪咲いている。隣の家のロウバイが満開である。廊下に置いたシンビジュームが今年もきれいに咲いた。何年振りかでシクラメンの花が見事に咲いた・・・等々。
夏ミカンの輪切りに,今年も2つがいのメジロと,数羽のヒヨドリがやってくる。この前,雪が降ったので,山野では餌が見つからないのだろう。でも,あと2か月くらいで,我が家には寄り付かなくなる。えさが見つかり易くなるとともに,木の芽や花の芽が食べられるようになるからだ。そして4月上旬から5月には,孫の作った不細工だが頑丈な巣箱に巣作りに来る。
早く春が来てほしい。(と言いながら,もう今年も1か月が過ぎ,2月もだいぶ進んだ。老人の時計は高速だ!と,つぶやいている今日この頃である。)
(H・K)2015年2月4日