教育研究所
No.425 「Y新聞を読んで思ったこと」(2015年5月18日)
新聞を,毎日(毎日新聞と言う意味ではありません。読売新聞,朝日新聞,東京新聞,日本経済新聞,産経新聞など,どれでもいいのです),隅から隅まで読んでいると,4大卒の能力が身に付くと言われています。信じているわけではありませんが,それに近いことをしています。暇だからです。しかし,能力が高まったという自覚はありません。友人に話したら,そうしているから,退化が防止されているのではないかと慰められました。
朝刊の記事を読んで思ったこと3つ,本題に入ります。
<その1:ガソリンスタンドの店長さん>
小学生が3人で歩いていたところ,その中の1人が,見知らぬ男に手を引っ張られて連れ去られそうになった。ガソリンスタンドの店長さんそれに気づいて,80メートルほど追いかけて助けた。男はナイフを持って抵抗したそうだ。子供は無事,店長さんにもけがはなく,男は現行犯逮捕された。我が家にも孫がいるので他人事ではない。それにしても,店長さんはえらい。感激した。
<その2:子どもの声・少し広い心で>
東京都は就学前の子どもの声を騒音とはしないという条例を4月1日から施行した。これに関連して,都内のMさんが,「子どもの声は,かつての我が声だから,もう少し大人の方から歩み寄ってはどうか」と言う提案である。その通りだと思う。子どもと友達になったら,少し寛容になれるかもしれません。子どもの声を騒音として排除しようとする国に未来はあるのでしょうか?
<その3:上司が贔屓する>
人のヒミツを覗き見するような快感があって,人生相相談を読むのは嫌いではない。上司が50代の女性を贔屓して,30代の自分(女性)を不利に扱うと言うのである。回答者は,どうせトップに直訴しても改善されるわけでなく喧嘩両成敗になる。めぐりあわせが悪いと我慢して,今の職場にとどまる気なら「辛抱,シンボー」ではげみなさいと勧めている。そのうち,良いめぐり合わせが来るかもしれないと。名解答なのか,迷解答なのか。(H・K)(2015年5月18日)