教育研究所
No.441 「共存共栄―互いにうまくやりましょう!」(2015年7月27日)
猫の額ほどの庭に,キュウリ,キャベツ,カリフラワー,インゲン,トマト,南瓜,トウモロコシ,明日葉,ミツバ,行者にんにく,馬鈴薯,イチゴ,小松菜,大根,シソ,ハーブ,そしてパセリ等々が,雑然と植えてある。それなりに収穫があり,新鮮さと,いつでも何かある気軽さと,かおりと味に満足している。
これらの世話は,孫兄弟が穴掘りと耕し,老妻が植え付けと総監督,私が生ごみを堆肥にして蒔くなどの分担をしている。
時々事件が起こる。アブラムシやチョウの幼虫が,せっかく順調に成長している作物を食い荒らすのである。アブラムシにはかわいそうだが,テントウムシを採集して来たり,砂糖をまいて蟻をおびき寄せ退治している。
ところがチョウの幼虫は孫たちの反対で,大目に見ている。キャベツや菜の花にチョウの幼虫は普通だが,今年はパセリにまで,チョウの幼虫が発生した。取りに見つかるとついばまれてしまうので,見えにくくして,育て,ようやくさなぎになった。成虫になるのを,孫たちと楽しみにしているこの頃である。(H・K)(2015年7月27日)