教育研究所
No.478「第10回B-1グランプリ「勝浦タンタンメン」」(2015年11月13日)
1979年3月27日、四川省灌県革命委員会(当時は一般の観光旅行はなく、全て公的機関が担っていた)にて昼食を少なめにして、仲良くなった旅行案内の服務員に無理を言って、本場成都の「坦坦麺」を食した。余りにも辛くてびっくりしたが、おいしかった。
担担麺は、成都方言で、天秤棒に道具を振り分け担いで売り歩くことからこの名がついたそうだ。従って、はじめは汁なし担担麺であったようで、麺を花椒と辣油でからめ,川冬菜をまぶしたもので、現在のようにスープはなかったようである。
ところが、その後、日本の担担麺を食べると、麺の上に辛味のひき肉がのっている本場物とはずいぶん違うのに驚いた。
さて、前置きが長すぎました。ご当地グルメを使い、まちおこしへの情熱を競い合う「第10回B―1グランプリ大会」が、10月3~4日、青森県十和田市で開催された。全国62弾他の中から千葉県勝浦市の「熱血!!勝浦タンタンメン船団」が見事に、ゴールドグランプリを獲得した。「おめでとうございます」と素直に祝い、35年前の中国の旅を思い出した。
機会があったら、「勝浦タンタンメン」を食してみたい。どこに行ったら希望が叶うのか楽しみである。(K・H)
(2015年11月13日)