教育研究所
No.489「はやぶさ2」(2015年12月18日)
飛行中の日本JAXAの探査機「はやぶさ2」が,12月3日夜,地球に最接近し,「スイングバイ」して,いよいよ小惑星「Ryugu」を目指して進んでいる。JAXAによると,「スイングバイで即成功」とは言えないが「はやぶさ2の状況は正常なことは確認できた」と言うことである。
長野県にある東京大学の観測施設が,隼2の映像を捉えることに成功した。画面下から上に向かって移動する光る物体が,日本テレビのニュース画面で確かに確認できた。
このまま順調にいけば,2018年頃には,小惑星「Ryugu」に到着し,生命の起源などを探る手がかりとなる石や砂などを地球に元還ることになるだろう。困難は,多々あろうが,この前のように,JAXAは見事にクリアし,きっと成功に導いてくれるに違いない。ワクワクしながらその日を待っている。(K・H)
(2015年12月18日)