教育研究所
No.490「小鳥へのプレゼント」(2015年12月20日)
今年は,柿がよくなった。例年は,1本の木なのに,渋い柿,甘い柿,中途半端に渋甘の柿と色々なのだが,今年は全て甘柿で,ざっと200個はなった。
10月の初めの頃は硬くてカリカリと音をさせながら食べた。孫たちも喜んで食べた。11月になると,少し柔らかくなり,年寄りには食べやすくなった。孫たちは,「もうたくさん!」と,手を出さなくなった。12月になると,大人も食べ飽きて,誰も手を出さなくなった。
もったいないと,気にしていたら,小鳥が集まってきて,結構融通し合って(?)食べている。孫も爺婆も「小鳥へのプレゼント」だと,さもいいことをしたかのような会話をしている。
夏ミカンの方は,なぜか,孫も爺婆も小鳥も見向きもしない。しょうがないからと,そのうちジャムに化けることになるだろう。(K・H)
(2015年12月20日)