教育研究所
No.533「感謝の会」(2016年3月3日)
A区立Y小学校の校内研究会の仲間に入れてもらって2年間が過ぎた。この学校の先生方は誠実で意欲的であった。指導案を作成する段階(チームで検討し,講師に事前に何回も相談してきた),授業をする(事前授業を行い,最後の最後まで工夫していた)・授業を観察する段階(子どもの学習状況と,指導者の指導をぎらぎらとした目で観察していた),研究協議をする段階(観察した事実を基にして,良い点,改善したいこと,新たに取り入れたいことを協議していた),いずれも自発的(自分から取り組んでいる)かつ主体的(自分で,自分たちで進めている)で素晴らしかった。
最後の授業,引き続いての研究協議の後,セレモニーが始まった。「講師の先生,2年間ありがとうございました」,そして,各学年・専科の先生方から「感謝の感想」を頂いた。紅茶と煎餅1枚,僅か20分の会であったが,感動した。痴呆症と戦いながら予習をして参加した甲斐があった。本当に心に残る校内研究とお別れ会でした。(H・K)
(2016年3月3日)