教育研究所
No.545「他愛のない話2つ」(2016年3月24日)
<猫を被っていたという話>孫兄弟二人が,久しぶりに母親の実家に遊びに行った。母親の仕事の関係で,駅まで爺が車で迎えに来てくれるので,一人で出かけた。お手伝いはよくするし,宿題は言われなくてもするし,感心な子どもだった。
仕事の区切りの着いた母親が,2日ほど遅れて実家に帰った。「にっこり笑った」孫は,普段通りに,何回も言われなければ手伝いも勉強もしない,母親に甘える普通の子どもに戻っていたとさ。めでたしめでたしかな?
<すっかり大人になって>孫兄妹二人,娘夫婦4人で遊びに来た。歌ってくれたり踊ってくれたりしていた可愛い顔は,すっかり大人びていた。何か買ってやろうと思って,大型ショッピングセンターへ連れて行ったが,特に欲しいものはない,何か欲しいものが見つかったら買うから「現金で!」と言うことになった。何か可愛い服でもと張り切っていた婆は,「あれが欲しい,これが欲しい...と,おねだりされていた頃が懐かしいね!」だとさ。(H・K)
(2016年3月24日)