教育研究所
No.546「4月から1年生」(2016年3月25日)
孫が4月から新1年生になる。おとなしいまじめ人間のAは高校1年生,やんちゃで一本気なBは中学1年生になった。それぞれに希望は異なるけれど,夢の実現に向けて頑張ってほしいと思っている。
まあ,人生,失敗はつきものだし,「七転八起」,数学的に表現すれば「X転X+1起」ということで,失敗した次に成功すればそれでよいのだ。
それに,なりたいこともしたいことも,その時々の興味・関心,自己評価生き方に応じて変化してもよいのだ。「人生は,自分探しの旅」という名言もある。
自分は,小学校低学年は悪路の道を通学したので道路工事の人,高学年になってなぜか総理大臣(後に,池田隼人総理大臣が「貧乏人は麦を食え」と言ったので幻滅),中学時代は発明家,高校時代は数学者,いろいろ考えて大学で教師になろうと考え,そのまま教師になって38年間務めた。教師,指導主事,主任指導主事,指導課長,研究所長,校長,研究所研究部長...と,いろいろ経験し,多くの方々と知り合えて満足している。ただし,認知症の気はあるが,さらなる生き方をあきらめてはいない。
そんなこんなで,孫たちには,元気で明るく,前向きに,自分に向き合って未来に羽ばたいてほしいと願っている今日この頃である。(H・K)
(2016年3月25日)