教育研究所
№563「地震,雷,火事,親父」
熊本県の地震の被害の大きさに,色々なことで驚き,被災者の皆様に心からのお見舞いの気持ちを抱いている。
東日本大震災の時には,東京の市部での震度5程度の揺れに驚いて,思わず外に飛び出し,電柱がゆさゆさと揺れている様に恐怖感を感じ,家族で固まっていたことを思い出す。
今回も,大事な家族が犠牲になった人,怪我をした人,火災で家を失った人,家や事業所などが崩壊した人などなど,様々で,精神的・物理的な被害に鎮痛の思いである。とりあえずは当面の身の安全を確保し,しかる後の復興を1日も早くと思う。東日本と同様に,物心両面でできることをして応援していきたいと思っている。
また,TVニュースによると,外国人観光客が巻き込まれて恐怖におののいているという場面が放映されていた。地震のない国の人たちにとっては,筆舌にしがたい恐怖であったに違いない。どうか,周りの人たち,行政や諸機関の人たち,安全確保と思いやりをぜひともお願いしたい。金輪際日本へは...となるか,また日本を訪れてみたい...と思うかの違いは,あまりにも大きい。(H・K)
(2016年4月18日)