教育研究所
№587「偉大な横綱千代の富士」
日本の関取が話題になるのは黄泉の国に旅立った時だけとは,なんともさみしい限りである。現役の力士が話題になるのは,優勝しそうになったとか,大関や横綱になるかもしれないというときばかりである。国際化した国技と言えば聞こえがいいが,日本の力士にもう少し頑張ってほしいなと正直思う。
ところで,元横綱千代の富士が先日亡くなられた。現役で活躍したころは,よくTV観戦したので,往時を懐かしく思い出した。夕飯時,しばし,その頃の横綱のことが話題になった。孫も,このときばかりは,ゲームの話は我慢して付き合ってくれた。ただし,「千代の富士って,どこの国の人。やっぱりモンゴルでしょ」には,開いた口がへの字になってしまった。これから相撲界はどうなることか・・・。
また,その時,話題になったことは,「どこかに,若い頃の千代の富士の手形とサインがあるんじゃないの?」と言うことである。そういえば,立川のデパートの催物に小結(だったかな?)の頃の千代の富士が来ていて,色紙に朱で手形を押し,千代の富士とサインしたものをもらったことを思い出した。相撲が国際的になり,各国で場所が開かれ,世界選手権でも行われるようになれば別だが,ドーピングはもってのほかだが,もう少し,日本人が目立ってほしいものである。
チョー相撲好きの友人古川さん,何とかなりませんか?(K・H)
(2016年8月6日)