教育研究所
№622「男の友情」
孫の友だちのA君は、クリスマスの贈り物に「弟が欲しい」とサンタさんにお願いしたそうだ。
朝起きたら、枕元に「男の子のぬいぐるみ」が置いてあった。サンタさんに通じなかったと、ぼやき、がっかりしていたそうだ。それを聞いた、孫たちBCDEが相談して、一日だけ弟になってやることにした。
A君のお母さんに内緒で話し、お泊り会をすることにした。「いいか、今日は、4人とも弟なのだから、A君の言うとおりにしてあげるんだぞ」と約束した。
朝帰りをした孫に聞いてみると、A君は喜んでにこにこだったそうである。そして、A君のお母さんから「みんなありがとう!」と、手を握ってちょっと涙を流してお礼を言ってくれたので、「照れちゃったよ」ということだった。
今年も、いい友達で元気でな、子どもの優しさに感激した。(K・H)
(2017年2月9日)