教育研究所
№631「子供の安全・安心」
子供の安全・安心に関連する事故,事件,問題が頻発しています。難しいことを言っているのではありません。 元気よく出かけていった子供が,元気よく「ただいま~!」と,帰ってくるという当り前のことを言っているのである。「今日の給食はおいしかったよ!」と満足していればいいのである。「友達と仲よく遊んで,くたびれちゃった」と,いうことを聞いて,安心するのである。
「子どもの声は騒音である」などと言わないで,子供の生命の安全,いじめの無い安心した「普通の子どもの生活」を保障してあげたいものです。大人は,子供の頃元気いっぱいに過ごしてきましたよね。周りの大人は,声をかけてくれたり,いたずらをしたときはお小言を貰ったりしましたね。そうして育って,あなたの今があるように思います。
生命の安全(怪我,急病,アレルギー,校外学習,宿泊生活,クラブ・部活動など),心の安心(いじめ,友人関係,悩み相談など),そんな生活が保障されている安定した子供の生活を実現させてあげましょう。特に,学校では,このことを最優先にして,様々なことを総点検して,確実に実行したいものです。(K・H)
(2017年4月5日)