日本教科教育学会が編集した研究者＆学生のための「教科教育研究ハンドブック」（教育出版）という硬い本がある。

　こういう本だから，文章は学者的で，目黒の秋刀魚をあたかも真鯛のような表現で難しくしているのだが，「なるほどこういうことか！」と，ことの本質を知るのに大変役立った。

　この中の第12章は「教科教育に関連する領域の研究」が掲載されている。

　中身は，「ESD」「NIE」「食育」「シチズンシップ教育」「メディア・ICT」「リテラシー教育」「キャリア教育」「特別支援教育」で，今どきの教育的諸課題に対応していて，知ったか振りをするのに役立った。

　「え！」第1章から第11章までを「全部，読んだか？」って，「半分くらいは！」。これからしっかり読もうと思っている。時間をかけて，少しずつ。（Ｋ・Ｈ）

　（2017年4月27日）