教育研究所
№649「科学的に考える技法」
タイトルが「科学の絵本・くらべてわけてならべてみよう・博物館でみつけたもの」という絵本(国立科学博物館作・見杉宗則絵,創元社,本体1400円)がある。
制作した国立科学博物館( http//www.kahaku.go.jp/ )は,日本で一番歴史のある博物館で,京成上野駅,JR上野駅,JR鶯谷駅から徒歩で行ける。そして,恐竜など子供が興味を持って見学し,体験し,調べることができる楽しい博物館である。
本書は,幼児と小学校低学年を対象にした「博物館を舞台にした」親子で楽しむ科学の絵本で,実際に,親子で博物館に行ったつもりで楽しむことができる。
でも,子共向けであるが,たくさんの「もの(情報)」を考察するとき,大きさなどで「くらべる」,色や数でなどで「仲間に分ける(分類する)」,「ならべてみる」という大事な考え方を学ぶことができる。生活科,算数科,理科の授業でも活用できると思う。(K・H)
(2017年6月2日)