教育研究所
№686「見知らぬ幼児のお相手」
日曜日の午前中,2か月ぶりにめっきり薄くなった髪の手入れに近くの床屋(今は理髪店,いやヘアーサロンというのかな)に出かけた。
男性,幼児を連れた男性,私,女性(あまり注文を付けなければ男性と同じように整髪してもらうと安くて速いということでした),男性の順で待っていた。
幼児を連れた男性の番になった。「この子は散髪をしないので,ここに座らせておきます」と言って,案内された散髪台に移動した。
あとは「この子の面倒をよろしくということかな?」と思ったが,それが現実となった。男の子が「アンパンマン」の絵本を持ってきて,「オジーちゃん,このほんよんで!」ということになった。孫たちが小さい頃よく読んでやっていたので,どうということはない。孫たちも小さくてこんなにかわいい頃があったなと思いつつ,読んであげた。
「おもちろいね,もう一回読んで」と,何回も読ませられた。次の番の女性は,「坊や,お父さんが床屋さんしているのを,お行儀よく待ってて,偉いね」というものの全く助けてくれない。
やっと,自分の番がきたときは,くたくただった。(H&M)
(2017年7月28日)