教育研究所
№700「何十年ぶりかの集い」
昔,同僚として一緒に,臨時教育審議会のある委員の下請けをしていたHさんの音頭で,その頃教育関係の仕事をしていた仲間が,何十年ぶりかで集まり,居酒屋の二階で「今どきの教育を語る会」(実際は飲み会)を行った。
出席者は数人かと思っていたが,声をかけた人の殆どが出席し,11人も集まって他の数時間を共有できた。年齢的に仕方のないことであるが,始めのうちは,健康維持・病院通い,定年後の職業生活,趣味,孫自慢などが話題だった。
しかし,後半は,地域社会でどのようなことをしているか,自分は生き甲斐として今何をしているかの情報交換が中心となった。
大学時代からのスポーツの現役を続けしかも団体の会長をしている,教育委員会の教育長・教育委員である,大学教官として研究を行っている,大学教官として教師養成を行っている,伝統文化・芸術に目覚め「名取」となって大きな劇場に出演している,人権擁護委員として貢献している,ボランティアとして地域社会に参加している,校内研究に参加し授業改善に尽くしている,体験や知見を文章にして啓発に努めている,等々である。
後期高齢者と言えども,意気盛んである。責任ある人にお願いです。年金暮らしの高齢者から高額の税金等を徴収することを,再考願いたい,と。(K・H)
(2017年9月4日)