教育研究所
№714「教育時報№119」
(一財)総合初等教育研究所の企画・編集による本誌を読んだ。新しい学習指導要領の移行期間が次年度から始まるが,その基礎となる事柄を理解するのに,相応しい内容で大変勉強になった。できれば,他教科等についても,簡潔でいいので次の機会に取り上げてもらいたいという感想を持った。
辻村哲夫「教育を思う(新学習指導要領の実施に向けてのカリキュラム・マネジメントの重要性)」,新しい教育の動向:文科省教科調査官菊池英滋「国語科における改訂の方向性(国語科の改訂の概要及び授業の改善・充実のポイント)」&文科省教科調査官渋谷一典「新教育課程と生活科・総合的な学習の時間(生活科と総合的な学習の時間の目指す資質・能力と育成のント,他教科との関連)」と,情報が凝縮されており,一読に値する。
また,梶井貢<コラム>「教師に読書のすすめ」は,読書嫌いの自分には耳の痛い内容であり,「先生方,もう少し本を読みましょう」という気持ちがジンジン伝わってきて,これから「読書」を心掛けることにした。(H&M)
(2017年9月27日)