教育研究所
№748「管理職のマネジメントの要点」
新学習指導要領の周知徹底,移行措置,全面実施の中で,校長・教頭のマネジメント力が話題になることが多い。それについて,考えてみたい。
1990年代に一時的に流行し,今は見向きをされないものに「SMARTの法則」がある。でも,いいことを言っているので,あえて紹介する。
S(Specific:明確な目標),M(Measuralle:測定な可能な目標),
A(Achievable:達成可能な目標),R(Realistic:現実的な目標),
T(Time-oriented:明確な期限)を踏まえて「本質的な課題の設定とアクションプランを立てる」→「実行」→「評価」→「改善」→このサイクルを繰り返していく。
どこかで見たようなシステムである。「新しい,それ!!」と飛びつかず,じっくりと眺め,0(ゼロ)からのスタートをやめて,既有経験や既習事項などこれまでにしたこと(体験&経験),分かっていること(知識・理解),できるようになったこと(技能),考え方など発想や使える事柄を土台に接ぎ木をしていくことが,時に必要だと思う。(H&M)
(2017年12月7日)