教育研究所
№770「AIに脱帽」
平成29年6月にホームページにアップされた新「小学校学習指導要領解説算数編」(他のものも全て)が,同年11月26日に一部改定された。当然,どこがどのように修正されたのか知りたくなる。
新旧を対照させながらその箇所と修正内容を特定することは面倒かつ時間を要する大変な作業だった。ところが,一緒に算数教育について勉強している友人Mさんにお願いしたら「あっ!」という間に処理してくれて助かったし,びっくりした。
どうやら,2つの似通った文書を照合して,どこがどのように変更したか判断してくれるソフトがあるということである。審議会などで,審議の結果どのように変更になったかを「見え消し修正」で示してくれることがある。あれをもっと確かにしたものであろう。大げさに言えば,AI(人工知能)のなせるワザということであろう。いささか勝手な言い分だが,このようなものなら,AI大歓迎である。(H・K)
(2018年1月16日)