教育研究所
№785「いじめ...中学生が考える」
東久留米市立の7つの中学校の生徒会は,平成29年2学期に「いじめ防止対策」を検討しました。そして,同10月24日に7名の生徒(生徒会役員経験者)が,話し合いをしました。いずれも教育委員会の働き掛けによるものです。
そして,平成30年1月7日発行の「教育委員会だより」にその様子が掲載されました。
市立中学校の校長先生の見事な司会で「いじめの報道から思うこと」「何がいじめになるのだろう」「いじめが生じるきっかけは」「いじめを防ぐことはできるのか」「いじめを防ぐ各校の取り組み」と,さすが生徒会役員の経験者だけあって,内容ぎっしりの話し合いでした。
大人や学校の指導だけでなく,生徒自身が「どうしたらよいか?」と当事者意識に立って考えていることは素晴らしいことです。きっと,今すぐには大きな成果が得られなくても,全ての生徒に「いじめをしてはいけないこと」が心から理解され,行動化していくに違いありません。
当市の教育委員会,学校関係者,そして何よりも前向きに取り組んでいる生徒会・生徒の皆さんに「素晴らしい!」と,感激しました。(H・K)
(2018年2月9日)