教育研究所
№797「自己ベスト賞を!」
平昌オリンピックで,多くの人の期待を背にして,日本の選手は勿論のこと各国の選手が大活躍である。
選手の頑張り(成績)は,金銀銅メタル・入賞で顕彰されるが,今回に限らず「金銀銅」が大きく取り上げられている。世界のトップレベルにいる選手でも,いざという舞台で実績(金銀銅メタル)を揚げることは容易なことではない。その中でも,体の華奢な日本選手が頑張って相当の成績を上げていることには感動する。
ところで,「オリンピックは参加することに意義がある」というクーベルタンの言葉をもう一度思い出したい。
そこで,東京オリンピックに向けた次のような提案をしたい。もし,関係者に暇な時間が少しでもあったら,次のことを提案したい。いかがなものであろうか?!
提案「金銀銅メタル・入賞に加えて,自己ベストを更新した選手には,「自己ベスト賞」で賞揚する。」
進歩を認めることは,今後のその選手及びその国のスポーツの発展に寄与することにもなり,クーベルタンも喜ぶと思う。(YAYU)
(2018年2月28日)