教育研究所
№803「だめだよ!そのままにしておいちゃ」
「たくましさ漲る授業」の基盤は「聴く力」であり,仲間と共に学び合う指導を通して,「考えを持てるようにする」指導が大切だという。その通りだと得心した。
ところが,読み流していたこのフレーズの「漲る」は何と読むのだろうと気になった。ほとばしる,みなぎる,あふれる,もりあがる,はじける,・・・とそれらしき読みが次々と思い浮かんでくるが,どれでもいいように思った。
そこへ,最近,生意気になってきた小5の孫が,覗き込み「そのさんずいに,張ると書いて,何と読むの?」と,訊いてきた。「う~ん,どう読むのかな~」ととぼけていると,「高齢者なのに,どうして読めないの?」ときた。そしてどこかに行ってしまった。
しばらくして,漢和辞典を手にして戻ってきた。「じーじ,その漢字の読み方を教えてあげるよ」といって,訓読みは「みなぎる」,音読みは「チョウ」だと得意顔で教えてくれた。
そして,一言「わからないことがあったら,そのままにしておくのはよくないよ!ちゃんと調べないとだめだよ」と。「はい,わかりました。どうもありがとう」と素直に脱帽した。(H・K)
ところが,読み流していたこのフレーズの「漲る」は何と読むのだろうと気になった。ほとばしる,みなぎる,あふれる,もりあがる,はじける,・・・とそれらしき読みが次々と思い浮かんでくるが,どれでもいいように思った。
そこへ,最近,生意気になってきた小5の孫が,覗き込み「そのさんずいに,張ると書いて,何と読むの?」と,訊いてきた。「う~ん,どう読むのかな~」ととぼけていると,「高齢者なのに,どうして読めないの?」ときた。そしてどこかに行ってしまった。
しばらくして,漢和辞典を手にして戻ってきた。「じーじ,その漢字の読み方を教えてあげるよ」といって,訓読みは「みなぎる」,音読みは「チョウ」だと得意顔で教えてくれた。
そして,一言「わからないことがあったら,そのままにしておくのはよくないよ!ちゃんと調べないとだめだよ」と。「はい,わかりました。どうもありがとう」と素直に脱帽した。(H・K)
(2018年3月8日)