教育研究所
№829「言語コミュニケーションの4要素」
文化庁の文化審議会国語分科会「分かりあうための言語コミュニケーション(報告)」平成30年3月2日では,価値観の多様化する現在及びこれからの時代にあって,互いに共通理解をするために必要な言語コミュニケーションの在り方について提案をしている。
言語(主に話すこと)によってコミュニケーションをする場合に大切なことは,素人の私は,相手に理解してもらおうと意識して話すこと,相手の話を分かろうと意識して聴くことを大事にしてきたが,報告の「言語コミュニケーションに重要な4つの要素」を提案していただき,「正確さ(正しい語句や漢字,仮名遣いを用いているか)」「分かりやすさ(相手が理解できる言葉を使っているか,情報が整理されているか)」「ふさわしさ(互いの気持ちに配慮した言い方か,場面や状況に応じた言葉遣いか)」「敬意と親しさ(互いの立場や役割を意識しているか,敬語やくだけた言葉をうまく使い分けているか)」など,気をつけたい事の観点を具体的に示していて,「ガッテン!」した。(H&M)
(2018年4月19日)