教育研究所
№830「○と□は,車の両輪!?」
学級経営と授業は車の両輪であると大昔から言われている。また,さらに今では,学習指導と生徒指導は車の両輪と言われる。
この話をしていたら,高校生の孫娘が,「その車って,もしかしたらリヤカーのこと? もしかして人力車? 大八車かしら?」だと。挙句に「4輪車,6輪車の時代にどういうことをイメージして言ってるの?御爺ちゃん!」とも。
話し相手の新米教師Kさんは,「座布団みたいなものかな?生徒指導が土台になってその上に学習指導が成立しているって感じかな?」と言うことだった。
中学生の生意気な孫は,「俺見たことあるけど,1輪車みたいのを牛がグルグル回して,麦を粉をしているのを見たことがあるよ。なんかに例えて,分かったような気になるなんて,大人は案外幼稚だね」と生意気にも口を挟んできた。
生徒指導を生活指導と同義とし,学校生活や授業規律と考えれば,この確立が授業の成立に大きく関係してくることはよく分かる。でも,本来の生徒指導はもっと広いもので,学習指導(学習指導要領には,各教科,領域が示されていて,生徒指導は特別活動などの中に位置付けられている)の内容の部分集合でもあるはずである。
あ~分からなくなった。誰か明解に教えてください。(H・K)
(2018年4月20日)