教育研究所
№838「高校か・・・」
義務教育にかかわってきたせいか,高校のことになると「高校か,まあ後で...」となりがちであった。でも最近は,教育研究所の友人のHさんが熟読している「月刊高校教育(学事出版)」に目を通すようになった。
本誌2018年5月号では,特集で「大改訂!高等学校学習指導要領」を取り上げている。高校目線ではあるが,新学習指導要領に関して,「基本的な考え方」無藤隆,「総則」荒瀬克己,「各教科・科目の改訂のポイント」大杉昭英,「カリキュラム・マネジメント」石井英真,「どう対応していくか」宮本久也と,小中学校に通じる基本を学ぶことができた。
また,「高校教育を深く考える連載」の中でも,「ちょっとは意見学校訪問」栃木県烏山高校,「高校教育のアキレス腱―よき教員のDNA」朝比奈なを,「管理職の授業哲学―校長の交代」関根均,「教育政策動向ウオッチ」渡辺敦司など,新鮮に読むことができた。これからもHさんを見習って,広く見渡して異なる視点から学びたいと思っているこの頃である。(H・K)
(2018年5月8日)