教育研究所
№848「教師としての自分を見直したい!」
ある中学校の校内研研修の場で、若い先生方の基礎を身に付ける学び方を話題にした後、「ベテランの先生方にはリニューアルが必要です」と話して、ブーイングを受けた経験がある。でも、中堅・ベテランの先生にこそ「教師としての自分を見直す」ことが必要で、マンネリ化を払いのけ、その一歩先の「質の高い教育を保障できる」教師になって欲しかったからです。
ところで、最近、「TPチャート」「ティーチング・ポートフォリオ・チャート」で検索すると、中堅・ベテランの先生方が、悩みや迷いを克服して、自分の求める教師になるための情報がたくさん出てくる。
子どもたちのために、学級経営の充実、質の高い学力(例えば、資質・能力の3つの柱である生きて働く知識・理解、知識・技能を活用できる思考力・判断力・表現力等、学びに向かいつから・人間性等)を定着を可能にする授業力の向上を求め続けていただきたい。
このことに関連した著書に、栗田佳代子・吉田塁・大野智久編著「教師のための「なりたい教師」になれる本!TPチャートで暮らすも授業改善もうまくいく!」(学陽書房 本体1800円)がある。関心のある先生は、目にしたらパラパラと内容を確認して欲しい。(K・H)
(2018年6月5日)