教育研究所
№894「見通し&一貫性」
高等学校学習指導要領が改訂された。小学校算数科には以前から関心を持ち続けてきたが,中学校数学科には少し,高等学校数学科にはほとんど関心を払ってこなかった。
ところで,「中等教育資料2018年9月号」の「特集・各教科の展望③<数学,理科,理数>」を斜め読みして,これまでの不勉強・怠慢を深く反省した。
解説「新学習指導要領における数学科のポイント」文科省視学官長尾篤志,論説「高等学校数学科の新学習指導要領における指導のポイント」静岡大学教授熊倉啓之などを読み,小学校算数科→中学校数学科→高等学校数学科が,どのように発展していくのかがかなり理解できた。
これから,小学校算数科の指導計画・評価計画の作成,単元の指導計画・評価計画の作成,毎時間の授業展開の構想に,「見通し」を持って進め,「一貫性」のある指導ができそうな気になった。
そこで,算数科に限らず各教科等について,小学校,中学校,高等学校の「見通し&一貫性」を意識した教材研究に努めたいと思う。いつまで続くかわからないが・・・。 (H・K)
(2018年10月2日)