教育研究所
№915「特別活動に目を向けたい」
「特別活動」に対する先生方,特に若い先生方の「関心の薄れ(取り組んではいるが,各教科,道徳,総合的な学習の時間の後にしてしまう傾向)」が話題になることがあります。
念のため新学習指導要領で確認すると,「特別活動」の内容は,学級活動(生活づくり,適応・自己成長&健康安全,キャリア形成と自己実現など),児童会活動・生徒会活動(生徒会の組織・計画・運営,学校行事への協力,ボランティア活動など社会参加),学校行事(儀式的行事,文化的行事,健康安全・体育的行事,旅行・集団宿泊的行事),クラブ活動(&部活動)と,重要な内容であることが分かります。
各教科等の指導や学級経営・学年経営と関連させて,計画的,継続的に進めていくことが求められると思います。
「道徳と特別活動」という月刊誌がありますが,2018年10月号をのぞいてみました。特集「児童会・クラブ活動のトラブル解決クリニック」が取り上げられていて,「児童会・クラブ活動の一層の充実に向けて」「4人のドクターによる児童会・クラブ活動の悩みによくきく4×6の処方箋」「実践:学校全体でより良い学校をつくっていくための代表委員会の活動,集団活動としてのクラブ活動」「学級活動の改善のポイント」「学級経営の3つの柱」と,具体的な展開になっていてとても参考になりました。(YAYU)
(2018年11月12日)