教育研究所
№925「またまた,主体的・対話的で深い学び」
「指導と評価」2018年11月号の巻頭言で,心理学の石田恒好氏は「主体的・対話的で深い学び」は,戦前(1945年以前)の学校で優れた教師は行っていたし,戦後はそれがどんどん拡散していったとご自身の小中学校,高校,大学時代の学びの体験と学習法を振り返っている。
一般財団法人教育調査研究所で「小中学校のおけるアクティブラーニングの現状と今後の課題」(研究紀要第95号2015年),同「教育展望2015年9月号」で特集「アクティブラーニングの学習像―その現状と展望―」の中に,小論を寄せたが,石田恒好氏によって客観的に承認されたようで,ちょっといい気持ちになった。
特に,肩の力を抜いて,子供の学びに合わせて,少しずつ進歩させていくようにとの趣旨には大いに勇気づけられた。(H・K)
(2018年11月28日)