教育研究所
№929「つくろう!家庭教育支援チーム」
今,「子供の貧困」が注目されている。経済的な意味の貧困(貧しくとも,保護者の子供のかかわりが素晴らしく,幸せな生活を送っている子供も少なくない)に限らず,家庭生活における保護者の養育態度,家庭教育(学習環境,保護者の学習への無関心,生き方に対する関わりなど)など,子供が生活や学習をしていく上での不十分さや欠落の問題である。
現在の不十分さだけでなく,その延長線上にある子供の人生(生き方や生き甲斐など)に関することだけに,看過できない問題である。
平成30年11月に文部科学省が「つくろう!家庭教育支援チーム」という冊子を作成して公表した。「生きる力の資質・能力を身に付けていく上で,適切な家庭教育を受けることは,全ての子供にとって重要」なので,それを「家庭教育支援チーム」を作って支援していこうという趣旨である。
この活動を理解することは,学校の管理職や担任の先生方にとっても多くを学び取ることができる。詳細は「家庭教育支援」検索で...。(H&M)
(2018年12月7日)