教育研究所
№932「こまったな~~プログラミング教育」
文部科学省は,「小学校プログラミング教育の手引き(第二版)」を,平成30年11月6日に公表した。
プログラミング教育が小学校で必修になったが,いまだその内容が明確に理解できず,ロボット作りや結構難しいプログラミング,ノートを使わせないタブレット学習など,部分的な実践になっていることが少なくない。
そこで,ぜひ,この手引きを手にして,「小学校プログラミング教育」は,「何を目的」にして,「何を目標」に,「どのような内容」を,「どのように」進めていったらよいかを,再確認してほしいと願うものである。
特に,第3章「プログラミング教育に関する学習活動の分類と指導の考え方」は,「A:学習指導要領に例示されていて単元等で実施するもの・5事例」「B:学習指導要領には示されていないが,学習指導要領に示される内容を指導する中で実施するもの・4事例」「C:教育課程内で各教科等とは別に実施するもの・3事例」「D:クラブ活動など,特定の児童を中心として,教育課程内で実施するもの」「E:学校を会場とするが,教育課程外のもの」「F:学校外でのプログラミングの学習機会」について,具体的に解説してあり,少し光が見えてきたような気持になった。(H&M)
(2018年12月12日)