教育研究所
№933「またまた,プログラミング教育」
新学習指導要領で、小学校でプログラミング教育が必修になりました。しかし,「目標と内容が抽象的でよくわからない」「何をどうすればよいのか見通しがもてない」「自分は,指導者として,知識・技能に自信がない」などが,学校現場で不安材料になっています。
でも,心配無用です。「日経パソコン・教育とICT 第6号」,「総合教育技術2018年11月号」,「小学校学習指導要領解説算数編」「同理科編」「同総合的な学習の時間編」「教育展望2018年11月号」などを開いて,そのあたりを考えてみましょう。
「目から鱗」ということにはならないかもしれませんが,徐々にわかってくると思います。それに,パソコンの基本的操作や,これを使ったプログラミングも,スマホの扱いをたちまち会得した人なら大丈夫です。「何を子どもに身に付けさせるのか」を明確に理解すれば,大丈夫!です。
でも,少し,配慮したいことがあります。それは,具体的な操作活動を通して学ばせることは重要ですが,「プログラマー」や「ゲーマー」を育てることではないということです。「プログラミング的思考の育成」について,各教科等において考えてみることも必要のようです。(H&M)
(2018年12月17日)