教育研究所
№946「新旧交代の流れ」
最近,国の内外を問わず様々な分野で時代を築きリードしてきた方々の訃報を見聞き知ることが多いように感ずるのは,私だけのことであろうか。例えば,スティーブ・ホーキンス,ジョージ・H・W・ブッシュ,ウィニー・マンデラ,チャック・ベリー,岩井成挌,梅原猛,兼高かおる,桂歌丸,星百合子,樹木希林,星野仙一などの方々である。
「まだそんな年齢ではないだろう」と驚き急逝を惜しんだり,「まだご存命だったのか」と改めて尊敬の念を確認したりして,永遠の旅路についた方々を偲んでいる。
一方,先輩たちを何するものぞとばかりに彗星のごとく躍り出て,活躍している若い(幼い?)人たちの活躍にも驚いている。将棋の藤井聡太7段,囲碁の最年少プロ仲邑菫(小4),卓球ではベテランの水谷隼,石川佳純,伊藤美誠,平野未宇を追いかける浜本由唯,張本智和,張本美和(小5),松島輝空(小5),競泳の池江璃花子などなど,例を挙げればきりがない。若い人たちの台頭は,2020年東京オリンピック・パラリンピックの活躍をはじめ,あらゆる分野での発展が期待できうれしいことである。スポーツだけでなくあらゆる分野での若者の台頭,活躍を・・・。
大げさに言えば,「年年歳歳花相似たり」であるが,「歳歳年年人同じからず」(毎年,世の中(人)は変わっている)がごとしである。子供よ,若者よ,頑張れ!! (H&M)
(2019年2月22日)