教育研究所
№949「即席ラーメン」
朝の連続ドラマ「まんぷく」が,実は,インスタントラーメンを発明した安藤百福(註:余談になるが,安藤百福(あんどうももふく)は,日清食品の創業者で,艱難辛苦の中で粘り強く取り組み,チキンラーメンの発明をしたことで知られている))の妻の仁子さんをモデルにしていたことに気付いた。
神田の大きな書店をのぞいたら安藤百福発明記念館編「チキンラーメンの女房 実録安藤仁子」が書棚にあり,その帯をざっと読んだからである。
即席ラーメン,カップヌードルは,今では様々なものに進化し,日本そばの即席麺もある。我が家では,育ち盛り,食べ盛りの孫たちがおやつ代わりに食している。そして,「誰か,即席学習薬を発明してくれないかな」と,口走っている。
登山好きの友人は,非常食として持参し,山歩きを趣味とする女性サークル(ババの集まり)では弁当代わりに携帯している。聞いた話であるが,海外に遠征する登山隊が,現地で雇ったサポータに人気があり,つまみ食いしてしまうのが即席麺だそうである。
書店には,飯田隆史著「安藤百福のゼロからの成功法則」かんき出版もあった。確かに,お湯をかけるだけで,僅か3分で美味しいラーメンができるとは,誰も発想しない中での発明は,又にゼロからの出発であった。友人は,昔「学習マンガ安藤百福」集英社を読んだことがあるということであった。(H&M)
(2019年3月11日)