教育研究所
№956「7は不思議な数」
「7」で一番先に思い浮かぶのは,「ラッキーセブン(Lucky7)」だ。アメリカの野球の試合で,7回の攻撃で打球が強風に乗りホームランになって勝利したことに由来したということは,知っていた。ところで,他にも沢山ある。
牽牛と織女の二つ星が1年に1度会うという七夕(牽牛は農業の耕作,織女は蚕織を意味している),民間信仰で神として崇めている七福神(大黒天,恵比寿,毘沙門天,弁財天,寿老人,福禄寿,布袋)などである。
余談1,我が家には,父親が1世紀ほど前に伊勢参りの土産に買ってきた布袋様が鈍い光を放って神棚の横に座している。余談2,ネコ写真家の岩合光昭氏によると,イタリア・シチリアの街には,7つの名前を持つネコがいるそうだ。余談3,三宅島には,1日に水の色が7回変わる新澪池があったが,先の噴火で埋没してしまった。関係なかったか?
ところで,友人が,最近読んで本には,7つのモンスター(monster=怪物・存在感や影響力のある人物≒ものすごく厄介な存在の人)とその扱い方が紹介されているということだった。支配欲,承認欲求,念(思い)が強すぎる,略奪欲,誤解魔,偽善者,侵略者と形容できるモンスターだそうである。言葉からどのようなモンスター(厄介な人)か想像がつく。どのようにしたら,そのようなモンスターをトラブルなくスルー出来るか,この本を探して読んでみようと思う。そして,自分がそうならないようにしたいと思っている。(H&M)
(2019年3月20日)