教育研究所
№957「学校の危機管理の重要さ」
乳幼児,幼児,児童を虐待する痛ましい事案が頻発している。「どうして,我が子を,そのようなひどい目に合わせるのか?」全く理解できない。今すぐ,そのようなことがなくなってほしいと切望している。
そこで,学校は,子供の「生命・身体の安全の危機管理」を見直し,必要に応じて修正し,確実に実行してほしい。
その際,当該児童の生命・身体の安全を守り切ること,保護者と誠実に話し合い関わり合うことことを丁寧に進めたい。暴言や理不尽な要求にひるまないで,「子供の幸せを考えましょう」「子供の成長には,暴言や暴力ではなく,親の愛情が大切なのですよ!」と伝え続けましょう。
勿論,学校・教師の対応には難しい面が少なくありません。教育委員会への「ホウ・レン・ソウ」,児童相談所や警察署,病院などの専門家の指導と支援を得て,進めることも重要である。
「子どもが,今を楽しく,未来に希望をもって生きていくこと」は,子ども自身のあるべき姿であり,大人の生きがいであり,日本の未来を約束してくれる。と,信じている。
勿論,学校の危機管理の「生命・身体の安全」の次には,「人権・プライバシー」,「教育課程(質の高い学力の保障,3つの柱,人的・物的資源の活用,開かれた教育課程など)」,「情報(個人情報の保護,学校情報の公開),教職員,保護者・地域対応」などの視点も重要である。 (H&M)
(2019年3月22日)