教育研究所
№963「戦争のない平和な世界」
いまだに世界のどこかで紛争や戦争が起きている。大小の様々な対立が交渉によって解決することの難しい状況が続いている。自爆テロや誘拐・拉致など,理解し難いひどすぎる事案も毎週のように報道され,真の経緯は分からないものの胸を痛めている。
そういう状況を即座に解消・解決することは難しいことであるに違いないが,国政を進める人も,巷の庶民も,何かを考え,実行し,「みんな違って,みんないい」という世の中・世界にしたいものである。
最近知り合ったA少年(年齢不詳,たぶん小学校高学年か中学生)の日記を紹介しよう。何か通じるものがあるように感じたので...。
「朝,登校中,電車で眠ってしまって,そのまま終点の所沢駅についた時,黒い服を着た人が起こしてくれました。顔を見る前に立ち去ってしまったので,お礼を言うことができませんでした。世の中にこのような人がたくさんいれば,戦争は起きないのではないかと,この年になって考えさせられたワンシーンでした。(2月26日(火)晴れ)」(H&M)
(2019年4月1日)