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2 多様な教材が,充実した学びを生み出します。

道徳で学習するさまざまな課題の中から,教科書では,次の三つを「重点テーマ」として位置づけました。

  • いじめをなくす
  • 生命を尊重する
  • 情報モラルを考える

1 重点テーマ①いじめをしない,許さない

いじめ問題や人権問題を自分のこととして捉え,これらの問題に真正面から向き合うことで,いじめや差別を許さない強い心を育てます。

スパイラルな学習

いじめ問題は,直接的な教材だけでなく,集団や社会との関わりを考える教材などでも,間接的に扱っています。
教材は,児童の生活実態や発達段階に応じて配置し,スパイラルに学習することによって,考えを深めていけるようになっています。

1・2年

仲間はずしや友達への心ない言葉など,児童の身近で起こりうるささいなことを題材とした教材を用意しました。いじめを許さない心を育てます。

▲ 1年㉗みんながえがおに

▲ 2年⑥たかしくんもいっしょに

3・4年

物隠しや陰口,プロレスごっこなどの一見遊びに見える行為がいじめになることを,当事者だけでなく,傍観者の立場からも考えていきます。

▲ 3年⑱悪いのはわたしじゃない

▲ 4年④ほっとけないよ

5・6年

直接的ないじめ以外にも,メールやネット上での不用意な情報の扱いがいじめにつながってしまうことも考えていきます。

▲ 5年⑧知らない間のできごと

▲ 5年⑳だれかをきずつける機械ではない

拡大導入からの展開 (2・4・5年)

拡大導入で,いじめを自分たちのこととして考えることによって,強い問題意識をもって次の教材へと進むことができます。

▲(左)4年⑧プロレスごっこ ▲(右)4年 いじめについて考えよう

間接的にいじめを扱っている教材例

人任せにしないようにする,みんなが楽しい学級をつくるなど,温かい人間関係をつくることのよさを考えることによって,いじめをしない心を育てることにつなげていきます。

▲ 1年㉖こくばんとうばん

▲ 3年⑨えがおいっぱい

人権について考える

人権教育の観点から,立場の違う者どうしが,互いに理解し,尊重し合うことができる心を養います。

▲ 6年コラム 学級人権標語をつくろう

いじめ問題と向き合う教材の例

1年

いっしょにかえろう/なかなおり/ダメ!/はしの上のおおかみ/ねずみくんのきもち/みんながえがおに

2年

なかまはずれをなくすために/たかしくんもいっしょに/みほちゃんと,となりのせきのますだくん/およげないりすさん/つよいこころ/大なわ大会

3年

貝がら/たっきゅうは四人まで/えがおいっぱい/自分をコントロール/よわむし太郎/悪いのはわたしじゃない/ヒキガエルとロバ/今度はぼくの番かな

4年

ほっとけないよ/いじめについて考えよう/プロレスごっこ/仲間だから/わかってくれてありがとう

5年

知らない間のできごと/差別のない社会へ/だれかをきずつける機械ではない/モントゴメリーのバス

6年

友達だからこそ/ブランコ乗りとピエロ/ひきょうだよ/学級人権標語をつくろう/志を得ざれば,再びこの地を踏まず

2 重点テーマ②自分やまわりの命を大切にする

命がかけがえのないものであることを知り,自分やまわりの人,生き物の命を大切にする心を育てます。

児童と同じ年齢の子どもの実話,詩や物語など,多様な教材で,命のさまざまな側面を考えることができます。

1・2年

自分の誕生や成長について考えることで,命のすばらしさに気づけるようにしています。

▲ 2年㉖今のぼく,むかしのぼく
3・4年

実話をもとに,命が多くの人によって支えられていることを学ぶことができます。

▲ 3年㉔光祐くんのアサガオ
5・6年

命のつながり,かけがえのない命を自覚することで,命を尊重する態度を養います。

▲ 6年コラム いのちのバトン
同年代の子を扱った教材

自分たちと同じ年齢の子どもの教材は,児童がより自分事として捉えることができ,命の大切さについて深く考えることができます。

▲ 5年㉜希

生命を尊重する心を育てる教材の例

1年

ハムスターの赤ちゃん/いのちのはじまり/生きているじぶん/たのしかったハイキング/赤とんぼ

2年

春がいっぱい/今のぼく,むかしのぼく/せい長かいだん/虫が大すき/みぢかなしぜん/いただきます/「ありがとう」

3年

ベランダのツバメ/ヒキガエルとロバ/光祐くんのアサガオ

4年

受けつがれてきた命/日本の「世界自然遺産」/タイガとココア/命の大切さについて考えよう/おばあちゃんとの思い出/命

5年

オオカミから教えられたこと/稲むらの火/トキのまう空/希/知床の自然

6年

その思いを受けついで/生かされている「大切な命」/いのちのバトン/フラスコで育てた花

3 重点テーマ③情報モラルを守る

児童の発達段階に合わせて,電話や学級新聞,メールなどを題材にした情報モラル教材を全学年に掲載しました。
個人情報への配慮や情報を扱う際のルールの必要性を考えることができます。

低学年の児童にも,個人情報の重要性がわかるようにしています。

▲ 2年⑨教えていいのかな

情報を発信する際に注意することは何かを考えます。

▲ 3年㉕新聞係

自分が発した情報を受信者がどのように受け取るかなど,メールをする際に注意することについて考えます。

▲ 4年⑫かわいくない

他者が作った作文の引用の事例をもとに,インターネット上の情報の扱いや著作権についても考えます。

▲ 5年⑩参考にするだけなら

なぜ,携帯電話活用の際にルールやマナーが大切なのかを考えます。

▲ 6年⑧食事中のメール

情報モラルについて考える教材の例

1年

くまさんのおちゃかい

2年

教えていいのかな

3年

おそろしいゲームいぞん/新聞係

4年

守りたい自分のじょうほう/かわいくない

5年

知らない間のできごと/参考にするだけなら/だれかをきずつける機械ではない

6年

食事中のメール/情報について考えよう

4 身近な事例をもとに考える現代的な課題

現代社会におけるさまざまな課題に向き合える多様な教材を用意しました。
以下に示したほかにも,社会参画教育,伝統文化教育,国際理解教育,人権教育,自然環境保全教育などにも対応しています。

食育

▲ 2年㉝いただきます
防災教育

▲ 4年㉛その日の朝に
法教育

▲ 5年⑰ルールを守る
健康教育

▲ 5年④ある朝のできごと
福祉に関する教育

▲ 3年⑦わたしたちの「わ」
キャリア教育

▲ 2年⑰とおるさんのゆめ

5豊かな学びを実現する定番教材

これまでの道徳の授業において研究・実践が積み重ねられてきた,力のある定番教材をそろえました。

児童の心を揺さぶる教材によって,考え,議論する授業が展開できます。

▲ 1年⑥かぼちゃのつる

▲ 2年㉘しあわせの王子

▲ 3年④貝がら

▲ 3年㉒花さき山

▲ 4年⑥雨のバスていりゅう所で

▲ 5年⑮森の絵

▲ 6年⑥手品師

▲ 6年⑱その思いを受けついで

各学年の定番教材の例

1年

かぼちゃのつる/ハムスターの赤ちゃん/たのしかったハイキング/きいろいベンチ/くりのみ/はしの上のおおかみ/森のゆうびんやさん/七つのほし

2年

るっぺどうしたの/金のおの/およげないりすさん/ぽんたとかんた/きつねとぶどう/しあわせの王子/虫が大すき

3年

ロバを売りに行く親子/貝がら/たっきゅうは四人まで/よわむし太郎/花さき山/ヒキガエルとロバ/まどガラスと魚

4年

心と心のあくしゅ/十才のプレゼント/雨のバスていりゅう所で/目覚まし時計/絵はがきと切手/ブラッドレーのせいきゅう書

5年

ロレンゾの友達/知らない間のできごと/ほのぼのテスト/森の絵/稲むらの火/銀のしょく台/ブータンに日本の農業を

6年

絵地図の思い出/手品師/ブランコ乗りとピエロ/米百俵/百一才の富士/うばわれた自由/天から送られた手紙

6 リアルな生き方から学ぶ先人・偉人の教材

歴史や文化,スポーツなどさまざまな分野で輝かしい業績を築いた人たちを取り上げました。

児童が,そのリアルな生き方にあこがれと共感を抱くことによって,自己の生き方について考えを深めていくことができます。

現在,活躍する人たち

同時代を生きている人たちから,その生き方を学ぶ

▲ 5年㉔二億人を救った化学者
(大村智)

▲ 5年㉟一人はみんなのために......
(元木由記雄)

▲ 6年①人生を変えるのは自分
(秦由加子)

▲ 6年⑩山中伸弥先生の快挙
(山中伸弥)

▲ 6年コラム アイヌの心のよりどころ
(宇佐照代)

スポーツに関する教材

1年

すきなものを見つけよう 澤穂希

3年

ぼくらしさってなんだろう 白井健三

4年

ゆめは世界一のプロ野球マスコット 島野修
ゆめに向かって泳ぐ 寺川綾
オリンピック・パラリンピックで活やくする選手たち 吉田沙保里・羽生結弦・上地結衣

5年

長嶋茂雄の人生は七転び八起き 長嶋茂雄
悲願の金メダル 上野由岐子
一人はみんなのために...... 元木由記雄

6年

人生を変えるのは自分 秦由加子


オリンピックやパラリンピックに関する人物

白井健三,寺川綾,吉田沙保里,羽生結弦,上地結衣,上野由岐子,秦由加子,和田勇

日本社会の発展に貢献した人たち

日本社会に輝かしい足跡を残す先人から,その生き方を学ぶ

▲ 4年㉒一歩一歩の積み重ね
(伊能忠敬)

▲ 5年⑤志高く,今を熱く生きる
(渋沢栄一)

▲ 5年㉘ブータンに日本の農業を
(西岡京治)

▲ 6年⑮日本を守るために
(勝海舟・西郷隆盛)

▲ 6年⑯六千人の命のビザ
(杉原千畝)

▲ 6年㉓志を得ざれば,再びこの地を踏まず
(野口英世)

▲ 6年㉘究極の理想「平和」を求めて
(新渡戸稲造)

高学年における人物教材

それぞれの道を切り拓き,業績を残した人物も,自分たちと同じようにさまざまな失敗や挫折を経験しながら,たゆまぬ努力と強い意志で乗り越えてきました。
その生き方をとおして,児童がよりよく生きることのすばらしさを実感できるようにしています。
自他を客観的に捉えながら,自分の将来について考え始める高学年は,人物教材による道徳性の育成に最も適しています。

偉人や,現在活躍する人たちを扱った教材の例

2年

虫が大すき アンリ・ファーブル

3年

世の中のために 西郷隆盛

4年

二宮金次郎の働き 二宮金次郎
一歩一歩の積み重ね 伊能忠敬
ゆうびんの父 前島密
日本人の手でオルガンを 山葉寅楠
希望と勇気をうたにのせて 海鋒義美

5年

志高く,今を熱く生きる 渋沢栄一
新幹線開発物語 三木忠直
自動車への限りない夢 豊田喜一郎
オオカミから教えられたこと 坂東元
二億人を救った化学者 大村智
未来をになう子どもたちに 梶田隆章
大きな樫も,小さなどんぐりから 根岸英一
トキのまう空 近辻宏帰
ブータンに日本の農業を 西岡京治
花に思いをこめて 星野富弘
この空は遠い日本とつながっている 和田重次郞

6年

志を立てる 松下幸之助
山中伸弥先生の快挙 山中伸弥
祖国にオリンピックを 和田勇
日本を守るために 勝海舟・西郷隆盛
六千人の命のビザ 杉原千畝
百一才の富士 奥村土牛
おもてなしの心 千利休
志を得ざれば,再びこの地を踏まず 野口英世
ひたすらに,自分の心に従って 棟方志功
究極の理想「平和」を求めて 新渡戸稲造
東の羽生,西の村山 村山聖
世の中のためになることをしたい 石橋正二郎
「しかみ像」にこめられた思い 徳川家康
北海道の名づけ親 松浦武四郎
アイヌの心のよりどころ 宇佐照代