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3 学びを深め,積み重ねられる教科書です。

1 1年間の学びを豊かに重ねるオリエンテーションと振り返り

教科書の巻頭に「道徳開き」と「学びのガイダンス」,巻末には「学習の記録」と「1年間の振り返り」を用意しました。
巻頭と巻末の紙面につながりをもたせ,児童が学期末,年度末に自分の成長を感じることができるようにしました。

巻頭

▲ 5年 p.2・3 五年生の道徳の学習が始まるよ

道徳開き

  • 「心をみがく」をキーワードにした文章から,「自分自身の心をみがくって,どういうことだろう」「話し合うことはなぜ大切なのだろう」と,児童から問いが生まれるようなオリエンテーションができます。
  • 「何を」「どのようにして」学ぶのか,これから始まる1年間の学習についてイメージしてから1年間の道徳授業に取り組むことができます。

▲ 5年 p.4・5 道徳ではこんな学習をするよ

学びのガイダンス

  • 「道徳開き」のあとに,1時間の授業の流れがイメージできる「道徳授業のガイダンス」を設けました。
  • 授業の流れを構造化して図解しており,教材の「学びの手引き」の構造とも一体化させています。
    授業の流れを確認することで,自然と無理なく,見通しをもった学習をすることができます。

1

授業を受けた日付を記入することができます。
地域教材や自作教材を用いた際は左の空欄にその教材名を書き込み,記録を残すことができるようになっています。

2

下の三つの記入欄は,学期末や長期休暇前など,児童に学習を振り返らせたい時期に活用することができます。

▲ 5年 p. 160 ~ 162 学びの記録

学習の記録

  • 受けた授業を記録することができるページです。1時間ごとの学習内容の記録には,教師用指導書の「ワークシート編」を活用することができます。
    「学びの記録」とワークシートを用いて学びを蓄積することで,評価をする際のポートフォリオとして活用できます。

3

1年間の道徳の学習を振り返り,心に残った授業とその理由を書き混むための記入欄を設けています。
「学びの記録」に残した授業記録やワークシートを確認しながら,1年間の学習を振り返ることができます。

4

「家の人から一言」の欄を設けており,道徳の学習について家庭で話題にし,書き込んでもらうことで,家庭との連携を図ることができます。

▲ (左)5年 p. 163 1年間の道徳の学習をふり返ろう ▲ (右)5年 p. 160 ~ 162 学びの記録

1年間の振り返り

  • 年度末に,1年間の学習を振り返ることができるページを設けました。
    児童が自分の成長を感じることができるとともに,指導要録における評価の際に活用することができます。

2 1年をとおして道徳性を育む教材配列の工夫

内容項目でまとめた教材配列

教材は,内容項目ごとにまとめて掲載しています。連続して学習することで,道徳的価値について多面的・多角的に考えることができ,学習内容の習熟を図ることができます。

  1. 読み物教材とモラルスキル教材を組み合わせる
    多様な指導方法による教材で,児童が学びを自分のものとすることができます。
  2. 同一内容項目でも,別の学習内容を掲載する
    「節度,節制」や高学年の「友情,信頼」など,内容項目に複数の要素が含まれているものは,教材を複数用意し,並べて掲載しています。
  3. 考えを深められるよう教材を構造的に組み合わせる
    物語教材と実話を組み合わせることで,構造的に学習が深まるようにしています。

1 重点的に学習できるユニット

全学年で大切にしたい「生命の尊さ」の教材のまとまりや,各学年の児童の発達段階や特性をふまえて大切にしたい内容項目の教材で,ユニット「特に大切なこと」を設定しました。
「特に大切なこと」と目次に示すことで,児童が意識的に学習に取り組めるようにしています。
指導資料も充実させているので,授業で扱う際に指導内容の重点化が図りやすくなっています。

2 補充教材

1年間で学ばなければならない内容項目は,本教材30本で充足しています。
それに加えて,5本(1年は4本)の補充教材を設け,教科書の教材を弾力的に活用できるようにしました。
郷土の教材や自作教材を補充教材とさしかえることもでき,年間指導計画を作成しやすい構成になっています。

カリキュラム・マネジメントに対応

学校における道徳教育の要として,他教科や特別活動,学校行事,年中行事などとの関連を図った指導計画が立てやすい教材配列にしています。

他教科との関連の例(3年)

7 わたしたちの「わ」(6月頃)
車いすを使っている同級生への思いやりについて考える教材で,総合的な学習の時間(福祉教育)との関連を図ることができます。

9 えがおいっぱい(7月頃)
年度初めに考えた自分たちの学級の目標について,改めて考えることができます。

10 わたしの妹,かな(7月頃)
家族にしてもらったことや自分の役割について考えることで,夏休みの家庭でのお手伝いと関連を図ることができます。

11 エイサーの心(9月頃)
夏休み後,自分たちの地域の夏祭りでの経験を振り返り,秋の運動会との関連を図ることができます。

14 どうしていけないのかな(10月頃)
スーパーマーケットの見学時のマナーについて考える教材で,社会科見学と関連を図ることができます。

19 ドッジボール大会(11月頃)
秋のスポーツ大会を題材としており,学校行事と関連を図ることができます。

25 新聞係(1月頃)
学級新聞を題材とした教材で,係活動や情報モラル教育と関連を図ることができます。

29 いつかオーストラリアへ(3月頃)
オーストラリアからホームステイに来た男の子との交流を題材とした教材で,外国語活動と関連を図ることができます。

他学年における他教科等との関連については,「資料2 教材一覧」に掲載しています。

3 6年間の成長を支える発達段階に応じた構成

動物を主人公とした物語教材が多い低学年,児童の生活場面を題材にして,考えや行動について考えさせる中学年,人物の生き方から,自己の生き方について考えを深める高学年教材など,児童の発達段階に合わせて,各学年で取り上げる教材のタイプを工夫しました。

1・2年

物語教材で学ぶ

▲ 1年⑲くりのみ

児童が教材の内容に興味をもち,考えやすいように,物語教材や生活教材を多く用意しました。

礼儀・マナーを身につける

▲ 2年②知らない人にも

▲ 2年折込み みにつけよう れいぎ・マナー

学校生活の最初の段階で,礼儀とマナーをしっかりと身につけ,気持ちよく生活をすることができるように,礼儀・マナーについて学べる教材を充実させました。

3・4年

生活教材で学ぶ

▲3年⑥気づく心

学校・家庭・地域など,児童の生活場面を扱った教材を多く用意しました。

人間関係をつくる

▲ 4年①つながるやさしさ

▲ 4年㉘わかってくれてありがとう

学校を舞台とし,他者との関わりやそこで起きる具体的な問題について考えることができる教材を多く用意しました。
特別活動と連携させ,自分たちの学校や学級についても考えることができます。

5・6年

人物の生き方から学ぶ

▲ 6年⑬祖国にオリンピックを

先人を取り上げた教材や社会問題を扱った教材など,人物の生き方から学び,社会の現実をより広い視野から考えることができる実話教材を充実させました。

高学年としての自覚をもつ

▲ 5年①今度こそ!

▲ 6年⑪応援団の旗

集団の中での自分の役割を自覚し,責任をもって関わることについて考えることができる教材を多く用意しました。