同音を連続して演奏する場合,洋楽の管楽器ではタンギングを使いますが,日本の管楽器はタンギングは使いません。「打ち指」といって押さえている指の右端の指をすばやく上下して孔を開閉します。(演奏家によっては異なる奏法もあります)このことは,アジアをはじめ多くの民族音楽に共通していることです。ある意味ではタンギングの方がむしろ特別なのかも知れません。