#4 「好きに」「自由に」の後悔
香川大学教育学部准教授
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。
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香川大学教育学部准教授
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「好きに」「自由に」「なんでもいい」は、子どもたちの自主性を尊重した素敵な言葉です。しかし、教師が本時の学習目標を曖昧にしたまま、これらの言葉を発していないでしょうか。実は、これらの言葉は、授業の具体的なイメージをもちづらい教育実習生がつくる学習指導案に頻出するのです。教師が教えるべきことを教えたうえで、単元の最後に「習ったダンスのレパートリーを自由に組み合わせて1分間の創作ダンスをつくり、発表会を開こう」とすれば、自由に組み合わせることができます。子どもが自由に好きなダンスを選択して組み合わせ、新たなダンスを創作することは、主体的な学習にもつながるでしょう。1時間めから「好きに」「自由に」「なんでもいい」とまる投げしてしまい、子どもを混乱させないようにしたいものですね。 |
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。