#2 「ケンカの解決」の後悔
香川大学教育学部准教授
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。
ホーム > LINE > ライブラリ > 共通記事 > 2023年~2024年 > 連載 KOKAI×KOKAI 神野先生の後悔を公開 > #2 「ケンカの解決」の後悔
香川大学教育学部准教授
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
子どもが学校生活を営んでいくために必要なスキルや、状況に応じた振る舞い方を養っていくことを「ソーシャルスキルトレーニング」といいます。 低学年児童は気持ちを伝えるスキルがまだ未熟ですが、伝え方・振る舞い方のコツやトラブルを回避する方法を一緒に考えていきます。 例えば、「嫌な気持ちを言葉で説明すること」「いきなり手を出さないこと」などです。 落ち着いて子どもと向き合える時間や、道徳の時間などで、日頃からソーシャルスキルトレーニングをしておくと、対人関係のトラブルが減っていきます。「ごめんね。」「いいよ。」で終わらせず、その先の指導が大切なのです。 【参考文献】岡本茂樹:『反省させると犯罪者になります』新潮新書(2013) |
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。