#6 下膳の工夫
香川大学教育学部准教授
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。
香川大学教育学部准教授
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上記の他にも、子どもたちの体調や好き嫌いを把握するために、誰がどれくらい残すのかをさりげなく観察していました。配膳の時間を節約するため、嫌いな物を減らしたり、除去したりして盛りつけていないので、残す子もいますが、無理して完食を求めませんでした。早く食べ終えた児童は歯磨きに行き、読書をして過ごします。床にご飯粒が落ちていないかも、「ごちそうさま」をする前に教室内を一周して点検しました。子どもたちがご飯粒を踏まないためです。 とはいえ、神野学級では、放送委員会の校内放送が終わった後は、各種係の出し物や楽しい会話で大盛り上がりでしたから、ついつい子どもたちの箸が止まります。給食終了を知らせる音楽が流れてから、あわてて食べ始める児童がたくさんいたことを白状します。 |
【著者プロフィール】
東京都小学校、広島大学附属三原小学校等を経て現職。小・中学校の先生がたと社会科、総合的な学習の時間、生活科の授業づくりにともに取り組んでいる。