比較級・最上級(2年 Lesson 6)
1.ねらい
比較の表現(比較級・最上級)の理解と運用
2.一言
比較した場合に,違いが生徒の目に見えるもので導入するのがコツですが,テニスボールとサッカーボールの大きさを比較しても「見ればわかるよ。」「それが何?」となってしまうので,どっちだろう?という気にさせ,違いを知って得するような情報を提示したいところです。
3.導入
◆用意するもの:生徒にとって身近な地域の地図を拡大し,ジグソーパズル状のピースを作成しておく。
たとえば,東京都の中学校であれば,関東地方(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県)の地図を拡大コピーして,県別に切り離しておく。
T:You live in Chofu and I live in Suginami. So we live in Tokyo. Tokyo is in Kanto Area.
How many prefectures (県) are there in Kanto Area? Can you name them?
Ss:Saitama.
T:That's right! Anything else?(同様に6県を確認したら,切り取った地図をバラバラに黒板に貼り付けて)
Now, try "Jigsaw puzzle". Can anyone make Kanto Area?(手を挙げた生徒に正しく配置させる。)
T:Thank you, S1. He/She is very good at geography(地理).
Tokyo is a big city, but look at the size. Tokyo is small. Kanagawa is small, too.
(東京都と神奈川の地図をはがして比べながら)
Tokyo is smaller than Kanagawa.
(同様に東京と他県を比較して)
Tokyo is the smallest of the seven.
Tochigi is big. Ibaraki is big. Which is bigger? Tochigi or Ibaraki?
Ss:(自由に言わせる。)
T:Tochigi is bigger than Ibaraki. (面積を黒板に書くと説得力がでるし,地理の勉強になる。)
Tochigi is the biggest in Kanto Area.
文の形や使用されている場面の違いを生徒の口から言わせる。
4.活動例
1.違いが微妙な2組を比較させる文を言わせて書かせる。
例:日本とドイツの面積,ピンポン球とゴルフボール
2.クラス一,校内一,日本一,世界一を調べさせ発表させる。
例:smallest [biggest] country / fastest runner