小学校生活
Q6.校庭探検において子どもたちに注目させたいポイントは何でしょうか。
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Answer
諸感覚をはたらかせ体全体で季節を感じること
子どもには探究心があり,新しいことを知りたい,わくわくしたいという気持ちを常に持ち合わせています。校庭探検をすることで,子どもたちは学校での自分の生活を豊かに広げていくことが期待されます。
校庭探検をする際に子どもに注目させたいことは,視覚,嗅覚,聴覚,触覚,味覚といった諸感覚を働かせることです。すると,植物や昆虫を見つけるだけでなく,心地よい風,おもしろい形の雲,雲ひとつない青い空,熱くなった鉄棒や朝礼台などたくさんの発見があります。また,同じ場所であっても日が変わるとまた違う発見があり,子どもたちの探究心に火がつきます。そこで,今の時期にお勧めなのが,雨の日探検。雨だから,校庭に行かないで教室で過ごすというのは大人の発想です。雨の音,雨の匂い,しずくがついたキラキラした葉っぱ,虫が雨宿りをしている静かな草むら,川や水たまりができた校庭など雨の日ならではの発見があります。雨の日が楽しみになりませんか。
このように,校庭探検では,季節を通して諸感覚をはたらかせ体全体で季節を感じ,園で経験していた遊びについて聞きながら,季節を生かした遊びに発展させていく経験を積み重ねてほしいです。